北陸学院大学同窓会

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手厚いサポートで進路の悩みが解決
幼児教育専攻から一般企業へ

新谷 きらり さん

北陸学院大学 人間総合学部 子ども教育学科(現 教育学部幼児教育学科)2023年度卒業
金沢市内の自動車部品・用品卸売販売会社勤務

大学に進学しようと決めた時には、子どもたちを教える仕事がいいなと思い、子ども教育学科を選びました。ところが大学の授業で学ぶうちに、子どもたちだけではなく、多くの人の役に立つ仕事に就きたいと思うようになったのです。

同じ学科で学ぶ周りの友達はほとんどが保育教諭や幼稚園教諭、保育士を目指しており、子ども教育以外の道へ進もうとしている私はみんなと違うのかな、私だけが異質なのかなと不安にすらなってきました。

保育教諭や幼稚園教諭は子どもたちを育む上で大切な仕事です。でも自分は一般企業で幅広い人の支えになる仕事がしたいという思いが日増しに強くなっていきました。どうしたらいいのか分からず、思い悩む日々の連続でした。

そんな気持ちを和らげてくれたのは、学生支援センターの就職支援担当のスタッフの皆さんでした。迷っていた私に対して、スタッフの皆さんからは「迷っているよりもインターンシップを通して企業の雰囲気を肌で感じてはどうか」とアドバイスをいただきました。

インターンシップに参加したのは、オンラインを含めて5社でした。鉄道、ベンチャー、印刷など業種を問わず、自分がずっと働ける職場を探し求めました。就職支援担当のスタッフの方は、私の適性や希望を考えてそのうち3社を勧めてこられました。

その結果、インターンシップを通じて、学生に対しても飾るところがなく、人事の方もきさくに接してこられた自動車部品・用品卸売販売会社を就職先に選びました。社会で重要な役割を担う「自動車」に欠かせない部品を供給する企業に就職したことで、多くの人の役に立ちたいという当初の私の思いも実現できたように感じています。

新型コロナウイルス感染症が拡大する中での学生生活は、授業もオンラインで行われ、友達と会う機会も減り、心が落ち着かない毎日でした。その上、選んだ学科の専門分野とは異なる一般企業への就職活動で、さらに孤独な気分に陥っていました。そんな環境で不安を取り払って、背中を押していただいた就職支援担当のスタッフの皆さんには感謝しかありません。

後輩の皆さんには、就職活動を通していろんな企業や多くの方と出会うことをお勧めします。社会に出て働いている人と話をすることは、視野が広がりますし、子どもたちの教育の仕事に就く際も生かせることがきっとあると思います。

取材:2024年8月19日

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